暑さ対策の「竹シーツ」

竹シーツ

今住んでいる社員寮の夏は厳しい。幾度かの増改築を繰り返して現在の姿となった社員寮に、館内のエアフローが考慮されているはずもなく、昼間の太陽熱エネルギーが熱の状態のまま建造物内部に蓄えられ、夜間はその放熱によって室内の気温が下がることがない。とくに俺の住まう最上階の4階は、屋上に蓄えられた熱が夜間も天井から室内を加熱し続けるため、この季節の室内気温は一日中30度を下回ることがない。
部屋にはエアコンが備え付けられているが、おれは就寝時にはなるべくエアコンを利用したくないと考えるわけで、なんとか熱帯夜をエアコンなしで熟睡できないものかと、年々試行錯誤しているわけであります。
試行錯誤のひとつとして、この夏は「竹シーツ」なるものを買ってみた。たくさんの竹片を釣り糸のようなもので結合して敷物状に仕上げたものだが、これがなかなかよい。つよくオススメするものであります。

  • 安かった。2000円程度。
  • 見た目の想像よりも、しなやか。布団の柔軟がそのまま体に伝わるような感じで、寝てもゴツゴツ感はない。
  • 竹がほんのり香る。部屋内のオトコ臭さが和らいだ感じがする。
  • 布団に比べ抜群の放熱効果があるので、やっぱり涼しい。寝返りをうつことに至福を感じる

良いこと尽くめかというと、必ずしもそうではない。いまのところ俺が気付いた欠点はというと、

  • 持ち上げようとすると、結構重い。
  • 「オフシーズンには小さく折りたためます」ということを特徴として挙げているショップもあるが、それでも結構かさばる。(おれの部屋が狭すぎるのかも知れんが)

オフシーズンには、これを敷布団の下に敷くことで敷布団の湿気を発散する効果が期待できそうなので、とりあえず一年中収納する必要はないかなと思ってます。
竹を布団のシーツに使うなんて、これは知恵やのう。

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