「前払割引サービス」から「マイレージサービス」へのシフト

道路公団より、次のような内容の郵便が届いた。

平成17年12月20日(火)24時をもってETC前払い割引サービスの前払金お支払い(積み増し)の受付を終了します。
(略)
日頃からETC前払割引サービスをご利用いただき、ありがとうござます。ETCマイレージサービス をはじめ新たなETC割引を導入したことに伴い、以下のとおり、ETC前払割引サービスの前払金の支払(積み増し)の受付及び新規登録の受付を終了させていただきます。これにより、新たに前払金を積み増すことはできなくなります。
(略)
なお、前払金の支払(積み増し)の受付終了時点における前払金の残高は、これまで通り、ETCでご通行された料金のお支払に充てられますのでご安心ください。

ふむ、特に利用者として損をする話ではなさそうだ。かといって得をするというものでもなく、それは道路公団とて同じことのように思われる。
じゃ、この「前払割引サービス」から「マイレージサービス」へのシフトはどういう意味があるんだろうと思い、同封されていた「ETCマイレージサービスのご案内」というパンフをじぃっと見る。どうやら次の記述において公団側が有利になるようだ。

  • 平日時間帯割引、土曜・休日割引、環境ロードプライシングまたは障害者割引の適用をお受けになられた場合、割引適用後のお支払額について、ポイントが付きます
  • 各会社*1のポイントは別々に貯まり、各会社がそれぞれ定める還元額(無料通行分)に交換できます。(会社間のポイントは合算できません。ただし、東/西/中日本高速道路株式会社間のポイントは合算されます。)

これまでは前払割引と併用して多重に割引サービスを享受できていたようだが、それを併用できなくすることが公団の狙いらしい。
会社間のポイントを合算できないというところに多少の不満を感じないでもないが、とりあえず ETCマイレージサービス を申し込んだ。
それより何より、名古屋高速の料金の高さを何とかしてほしいもんだ。