Macbook Pro Late2011 にSSDを換装 → Lionインストール

開梱のあと正常起動を確認してすぐに、メモリとHDDの換装をした。メモリは2GHz x2 から4GHz x2 へと載せ替え。HDDはSSDへ換装。
以下メモ箇条書き。

心の準備

ハードウェアに触れる作業において、静電気が危険なのは常識。セーターやフリースなどを着ずに作業すべし。

換装するHW

メモリはCFD販売のもので、4GBx2の8GB。Amazonで約3300円。あまりの安さに一抹の不安を覚えるが、問題なく動作。

SSDはCrucial m4 256GB。約3万円で購入。

2013/10 追記

Crucial m4 は販売が終了していました。いま買うならこれですな。

2014/7 追記

こちらが最新。SSDも安くなりました・・・

事前に準備すべき道具

OSインストールの手間を小さくするために、2.5インチSATA用HDDケースが必要。

Logitec USB 2.0ポータブルハードディスクケース LHR-PBGU2

Logitec USB 2.0ポータブルハードディスクケース LHR-PBGU2

SSDに限らずMBPのHDD換装には「トルクスドライバー (T6)」という特殊なドライバーが必要となる。

ホームセンターで買えば約1000円、運良く近所のダイソーが取り扱っていれば210円。アマゾンなら下のを。

トルクスドライバー Bー5400TX T6

トルクスドライバー Bー5400TX T6

換装の方法

MBPに同梱のマニュアルにはHDDやメモリの換装方法が解説されており、これに従えばすべてうまくいく。正直デスクトップPCのHDD換装よりも簡単。外したネジを無くさないように注意。

OSX Lionインストール

ここが一番の山場かな。

MBPのOSは当然ながらLion。インストールメディアは添付されていない。換装したSSDにどうやってOSをインストールするか。

インターネット経由でOSイメージをダウンロードするのが正当な方法だがそれだと相当な時間がかかる。

そこで上述の 2.5インチSATA用HDDケース をここで使う。ディスクユーティリティでデフォルトHDDからSSDへ「復元」を実行するのがたぶん一番早い。"Macintosh HD" だけでなく "Recovery HD" (リカバリパーティション) もそのまま復元された。

換装後確認したところ、買ってきたm4にはバージョン009のファームが載っているようだ*1。 crucialの"サポートサイト" によると、このバージョン009がm4の最新ファームとのことなので、アップデートの必要なし。

データ移行

Macから新Macへのデータ移行はOSX標準の「移行アシスタント」がすべて面倒を見てくれる。実行してただ待っているだけでいい。このように、製品のライフサイクル末期にまでデザインが行き届いているところがMacの良いところ。Windowsだったらデータ移行は手動で数週間かかるね。

完了


起動時間はMacbook Airの早さにこそ及ばないが、起動してしまえば速度面でストレスを感じることは皆無。速いよ。すごいね。

*1:OSXのシステム情報から確認したのだけど、上の写真みたらSSDのラベルにファームのバージョンが明記されてたww