たかが名前、されど名前

おれの名字は、わりとレアである。地元の村には同姓が数軒点在しているが、地元を離れると割とめずらしいもののようだ。たとえばわが勤務先には従業員数が数千人いる(らしい)が、この姓をもつのはオレだけである。まあ、かといって「珍しい名字ですね」と言われるほど珍しいものでもないのだが。
ところで最近、某映画の影響でおれの名前の認知度が飛躍的に向上した。老若男女を問わず初対面の方にほぼ確実に覚えてもらえるようになった。識別されやすいということは良いですよ。
難しい名字に難読な名前。幼い頃は自分の名前(=姓+名)はあまり好きではなかったが、今ではこんな個性的な名前であることをオイシく思う。先祖さま両親さま、ナンマイダナンマイダ (両親は健在)。