技術者はロジカルか

「技術系のひとはみんな難しいことをロジカルに話すねぇ」というようなことを非理系(つまりは事務系)の人より聞かされることが時々あるが、これは間違い。本当にロジカルにお話のできる技術者は大体50人に一人ぐらい、これがオレの認識。簡単なことを難しく話そうとする、これが技術者の大半。自分を「職人・専門家」と自負していながら、実はその自分の専門が広き実社会においてどれほどの価値をもつものなのかという自覚がない、考えたことすらない、これが技術者の大半。
そんな技術者という人種をして「あぁオレはロジカルに話ができねぇ!」と自覚しむる機会、それは特許出願のために行われる弁理士との面接である。

今日は弁理士と延々70分にもわたる電話打ち合わせ。多聞に漏れず、自分の展開するロジックの非論理性を痛いほど自覚した。