帰省の愉しみ

同じ寮に住まう友人(元オオサカン)とともに我が車で帰省の途につく。年末年始に名古屋で過ごすのは退屈だから所在なく帰省する、という点において彼とおれは共通である。さりとて帰省したときには何か楽しいことはあるはずだ、と車中で二人で考えてみる。そこで二人の意見が一致したのは次の二点。

  1. 「こたつ」
  2. 「石油ストーブのにおい」

2は意外と盲点。考えてみれば生まれたときから石油ストーブのお世話になっていたわけだ。いまの寮生活では石油ストーブを利用してないわけで、石油ストーブのにおいは郷愁を感じさせるのである。