紅白歌合戦にエンターテイメントを感じない

紅白歌合戦をみた所感は表題の通りである。
ただ有名歌手を集めて歌わせ学芸会をさせているだけやなぁ、という感を否めない。司会者は時間通りプログラムをこなすことに終始し、オーディエンスを楽しませようという気概を全く感じない。大御所演歌歌手やシンデレラ的JPOPアーティストが一堂に会して共演(競演)する番組だと考えると大きな企画だなぁとは思うが、それでもこの内容が例年25%以上の視聴率を集めるということが不思議でならない。
司会者が悪いわけではないんだろう。
出場アーティストが多すぎるんじゃね?
60組もの歌唱を時間枠にぎっしり詰め込んでいることが番組をつまらなくしている一因なんちゃうか。たとえば一部の(まだ知名度の低い)アーティストには楽曲の短縮バージョンを歌わせているようだが、これは少なくともアーティストやそのファンたちにとって不本意そのものなわけで、これを一例とする数々の中途半端さが国民の紅白離れを促進している要素なんじゃないのか、と思うところであります。

紅組白組の応援に“かけつけた”ものの、司会者に「投げっぱなし放置」にされたお笑い芸人たちを不憫に思ったのは俺だけじゃないだろう。