冬の知多

午後九時、なんだか海が見たくなった。よっしゃ行くか、ということで知多半島の先端を目指す。
こんな時期に、夜に知多なんぞに行くヤシはほとんどいない。ほぼ無人知多半島道路をぶっ飛ばし、ほどなく内海に到着。
今日の名古屋は昼間は雨が降っていたものの厳冬の今年にしてはずいぶん温暖な一日で、温暖な天気は夜になっても続いていた。しかし太平洋に面するこの内海は強風が吹き荒れていて寒い寒い。大きな波が岩にぶつかって波頭が飛び散る。こんな風景に胸が高鳴るのは海人の血か。
少し海に近づこうと思って岩場を歩いていたら、海藻で滑ってケツを強打する。マジ痛ぇ。
寒さをこらえて30分ほど海を見て、名古屋に戻る。なんだかすっきりした。