「ミュンヘン」を観たけど

自分が生まれる前のオリンピックの舞台裏でこんな悲惨な事件があったとは・・・・。以前に予告編をテレビで観たときのこんな驚きが、自分を映画館へと向かわせた。上映開始から一ヶ月以上も経過しているんだけど、今日やっと見に行くことができた。
以前にも述べたとおり(参考)、おれには役者の演技の巧拙や映像技術の良し悪しは分からんのでそこら辺は語らない、語れない。見終わったあとに思ったこと、それはひとえに「もっと中東の歴史を復習しておくべきだった」ということにつきる。中東の政治的背景をベースとして把握しておかないと、このストーリーの全体像を理解することは難しい。まあそれほど深い予備知識が必要されるわけでもないと思うが、いかんせん、おれがアホすぎた。世界史・中東史に対する常識がなさすぎたのだと思う。
世の中で常識とされているいることに対しては、たとえそれが興味を持てないことだとしても、努力してでもある程度理解をしておかなきゃならないのかも知れない。
本編とは全く関係のない話。名駅ピカデリーのシートは座り心地が悪い。映画の内容に退屈はしなかったが、この座り心地の悪さには辟易した。これからは、2時間を超える映画を観るときは、上映時間帯ではなく劇場の座り心地で会場を選ぶべきだな。