名古屋スタンプラリー 2

昨日のつづき。
予告通り年休を取る。
昨日の局員の話によると車検証の住所変更(“使用の本拠位置の変更”)に加えて所有者の変更という手続きが必要になったので、また国交省のウェブサイト(今回はここら辺)でそれに必要な書類を予習し、取得するために区役所へ。そのあと件の委任状とやらを作ってもらうべく、中古自動車屋へ赴く。
ところがそこで自動車屋の店員曰く、
「委任状の発行には、ローンを払い終えたことを証明する完済証明書をローン会社から取り寄せてもらい提出していただく必要があります」
だと。おいこの書類スパイラルは何なんだスタンプラリーかよ今日も年休を浪費する羽目になるのかあーやってらんね、とあきらめかけるが、一縷の望みをかけ、いや実はワタクシ仕事の関係で手続きが出来る猶予は今日しか残されてないのでそこを何とかどうにかお願いできませんでしょうかねぇ、と悲壮感をぷんぷん漂わせて店員さんに懇願したところ、とても親身になって骨を折ってくださった。ローン会社に直接交渉していただいたりして、特別の処遇で委任状をスピード発行してもらえた。やればできるやんけ。果たして今日こそは無事に自動車の登録変更を終えることができましたとさ。
引越に際して行政関連の登録変更を全て終えるまでに、結局

  • 区役所 2回
  • 警察署 3回
  • 陸運局 2回
  • 中古自動車屋 2回(定休日の昨日と、今日)

を訪れたことになる。これはちょっとしたオリエンテーリングやぜ。まぁ自動車の手続きに関しては私自身が無知でありすぎたのが悪いんかもしれんけど、この煩雑さは改善の余地があるんじゃねぇか、と思うところでもある。しかしこの手続きの煩雑さが堤防となって一隅の雇用が守られているという側面もあるんでしょうから無闇に手続きの簡略化を提案できないという内部事情もあるんかもしれませんねー。そんな現場で「韓国のような電子政府を日本でも実現を」なんて正論を吐いてしまった日にはもぅ大変なことになるんでしょうねえ。
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