CD-Rは永久保存メディアではないことを実感する

一人でコツコツと引越をしてます。この三連休は引越作業をかなり頑張った。ほとんどの荷物を運び終わり、あとは衣類および日用必需品の運搬と電話の敷設を残すのみ、である。
引越作業中に古い音楽CD-Rが大量にみつかった。これらは私が学生の時(i.e. 8年ほど前)に、大学研究室のCD-Rライタでせっせと編集・作成したものである。懐かしさにかられて、設置したばかりのコンポでいくつか聴いてみた。当時は何の問題もなく聴けたはずのメディアだが、とくに演奏が進むにつれてサンドストームのような雑音が耳障りになる。プレイヤーに異常はないようなので、これはCD-Rメディアが劣化しているものということになる。
当時はCD-Rというメディアを永久保存メディアだと勘違いしていたんだけど、やはりそれは誤りであった。とくに管理環境に気をつけていた訳ではないものの、人間さまが生活する温度環境はそれほど過酷な環境ではないはずである。それでも8年ほどで劣化状態になる場合もあるのだ。
大切な音楽は、電子化してメールログなどと同様に定期バックアップ対象にしとく必要があるな、と、未だに残っている10年前のメールログを読みながら思うのであった。

Ben Folds Five

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