YouTubeで見られる「からくり人形」

東芝の創業者が示した本当の技術力 (川口盛之助の「ニッポン的ものづくりの起源」):NBonline(日経ビジネス オンライン) という記事に深く感銘を受けた。


実は、このカラクリ技術には、現代のものづくりが再認識すべき“技術観”が多く隠れています。その設計思想の奥深さ、精緻な工学技術、演出家としてのセンスからは、これから日本が追求すべき、ものづくりの姿が見えてくるのです。


ラクリ人形から本当に学ぶべきことは“技術観”。人形の構造や、その演技を仔細に見ると、往時のカラクリ師たちの心意気が伝わってきます。高度な技術力に裏打ちされた繊細な動作を実現しつつも、技術というものの怖さに対する謙虚さ、奥ゆかしさが見て取れるのです。

当時の技術の粋が込められた人形の中にも、古き良き日本の「おもてなし」精神がしっかりと宿っているというのだ。技術観とは、深淵なり、忘れまじ。
からくり人形といえば、名古屋・大須の万松寺にからくり時計 (ref:大須のからくり人形) があり、定刻になれば人形たちの寸劇をみることができる。以前一度だけこれを見て感銘を受けたことはあるものの、これ以外の「からくり人形」についてはほとんど見たことがない。そこで、YouTubeでからくり人形の動画を探してみた。

茶運び人形


江戸時代の伝統工芸―からくり人形総集編

http://youtube.com/watch?v=_2Mask2uGOY

犬山祭り

http://youtube.com/watch?v=HqvejdZ8Z6c

YouTube投稿者のみなさん、アリガトウ!