黄金週間


ガソリンの高騰と激しい渋滞に身を委ねることに乗り気になれず、長き9連休は帰省をせずに名古屋で過ごした。とくに予定を立てていなかったが、話の成り行きで友人と日間賀島へ一泊旅行に出かけた。
タコの名所といえば関西人が「明石」を一番に思い浮かべるがごとく、中部東海地方の人間はこの「日間賀島」を挙げるのだそうだ。タコのしゃぶしゃぶという一風珍しいものを食べた。
ところでこの旅にでかける日の朝より、どうも体調が本調子ではない。寝不足かと思いとくに気にかけなかったが、翌朝に体調の悪化をはっきりと自覚し、同行の友人には申し訳ないが予定を早めに切り上げて帰宅の途につく。
帰宅より約24時間、昏睡する。意識なし。
体調が回復したそのタイミングで、同じく寮に残留している友人より夕食を一緒に食おうとお誘いをうけたので、夕食にでかける。腹は減っているが、食欲がない。半人前も食えなかった。
さてその翌日。前日に夕食をともにした友人が体調不良で病臥につく。症状を尋ねてみるに、これは明らかに感染源はオレだ。すまぬ、友よ。
そんな負のゲインを伴う、2006年の黄金週間だった。