中部国際空港〜シェムリアップ(カンボジア) 一日目

中部国際空港からホーチミンを経由し、シェムリアップへ。
ホーチミンへ向かう飛行機の機内、俺の席の周囲はほとんどが日本人だった様子だが、そのうちのほとんどが団塊あるいはそれより上の世代で構成されるツアー客。どうしてこうも壮年ツアーばかりなんだろうか。これはベトナムが壮年世代に人気があると理解しても良いものか。それともホーチミンのどこかにリウマチ温泉でも沸いたのだろうか。
飛行機に搭乗する際に弁舌派オバハンたちが俺の後ろの席にいるのを見つけた時点で、おれがこの旅行に求めていたテーマ「心の平静」が早くも崩れ去った。このオバハンども、約6時間のフライトの間中ずっと大声でしゃべっていたのではなかったか。ホーチミンに着く頃にはひどい頭痛を覚え、持参のアスピリンを飲む。それにしてもこのオバハンどもをはじめとするこの壮年ツアーのマナーの悪さはどうだろう。若者を見て将来の日本を憂う声はよく聞かれるもんだが、この年寄りどもの公共心のなさを目の当たりにして、正直、2007年以降の日本が心配になった。
ほんの40分のフライトで、ホーチミンからシェムリアップ(カンボジア)へ到着。気分も完全に回復しテンションが上がってくるが、リコンファームをすませてホテルへ向かう頃にはもう日も暮れかけていたため、今日はとくに何もせず。晩飯もホテル内のレストランで済ませ、明日にそなえて早く寝る。