選挙公約の難しさ

選挙シーズンがまた始まった。私の住まふ地域では愛知県議会議員選と名古屋市議会議員選が同時に行われるのだそうだ。最近住み始めたマンションは団地のすぐ隣なんだけど、団地がこれほど選挙街宣車を集めるもんだとは知らなかった。まるで「街宣車銀座」でっせ。
今朝も駅前の信号待ちの間、ある候補者の演説を聴くともなく聞く。
この候補者は50代後半だろうか。「これまで一所懸命働いて日本を築いてきた(団塊の)世代への手厚い福祉」を公約の第一に掲げられているようである。
選挙戦略としては正しい選択だと思う。ただその公約をその世代のアンタが語るというのはちょっと我田引水的ちゃうんかい、とネガティブな所感も抱いてしまう。
じゃあ自分ならどんな公約にポジティブな所感を抱くだろうか、と考えてみるが ――― 難しいですな。