dna.exe について
日本語で書かれた情報が見つからなかったので、顛末を簡単にまとめておく。
経緯
わがPC (Windows XP) の動作が妙に重くなった。なぜだろうと思ってタスクマネージャで起動中プロセスを調べてみると、"dna.exe" なる見慣れないプロセスが走っていて、これがなんとFirefoxよりも多くのメモリを食っている。
dna.exeとは
先述のとおり、Googleで検索した日本語情報の中にはこれといった手がかりは見つからなかった。そこでdigg.com経由でコイツの正体を調べていくと、これはどうやらBitTorrentをインストールすると有効化されるプロセスらしい*1。BitTorrent本体を起動していなくてもコイツは走る。
そういえば先日、DebianのCDイメージをダウンロードするためにBitTorrentをインストールしたんだった。
対処
Torrentを起動しないときは、このdna.exeを停止させても弊害はないらしい。タスクマネージャから「中断」しても良いが、[コントロールパネル]―[BitTorrent DNA]―[Stop/Start BitTorrent DNA] で停止させるのが安心。
参考サイト
後日追記
上に 「コントロールパネルで停止させるのが安心」と書いたが、これだけではPCをリブートすると再びdna.exeが起動してしまう様子。
レジストリエディタを使って
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run] "BitTorrent DNA"
というキーを削除すれば、dna.exeの自動起動を停止できる。削除が怖ければ、削除の前にこのレジストリをエクスポートしておこう。
レジストリをいじれない方は・・・
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*1:Torrentのほうには「BitTorrent DNAはウェブ閲覧、動画ダウンロード、ソフトウェアのアップデートを加速します」という説明がある