すのこベッドの冬対策

寒い日々が続いています。

今の住まいに引っ越して初めての冬であります。昨年までは南向き鉄筋1DKの部屋だったためか冬の夜の寒さをそれ程実感したことがなかったんだけど、いまの新居の寝室は北向きの部屋にあり、昼夜問わず寒いです。寝具はこれまでと変わらず すのこベッドを使い続けているんだけんど、これが寒さに輪をかけ、気温の低い日の朝などは敷布団ごしに伝わる冷たさで目が覚めることもありまして。

この寒さは何とか克服したいね、と思いアイデアを練っていたところへふと思いついたのが、これ。

いわゆる「銀マット」、キャンプでシュラフの下に敷いたりするやつ。これを買ってスノコの上・敷布団の下に敷いてしばらく過ごしてみたわけですよ。

これが大正解。
寒さで目が覚めることがなくなりました。外気温が氷点下になるような寒い朝でも快眠を貪っています。

些細なアイデアとほんの1000円程度の出費で快適な冬の夜を過ごすことができる、これぞレバレッジと言わないで何と言いましょうか。

こまめに乾燥を

しかたのないことだけど、マットを引くと通気性が悪くなり、布団に湿気がこもります。こまめに乾燥機をかけたいです。部屋も暖かくなって一石二鳥。

HITACHI ふとん乾燥機 アッとドライ HFK-SD2-P 衣類乾燥カバー付き

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布団乾燥機なんて昔からある家電でもはやコモディティとなっているけど、食器洗浄機に匹敵するほどの利器だとワタシは思う。

検察審査会による小沢氏強制起訴 雑感

検察審査員を思いがけなく昨年つとめたため、検察審査会がらみのニュースはついつい聞き耳を立ててしまうのです。

そしてこのたびのニュース。

小沢一郎・元民主党代表の資金管理団体陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は4日、小沢氏を2004、05年分の政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で強制的に起訴すべきだとする「起訴議決」を公表した。

この結果は(妥当性はともかくとして)、起こるべくして起こった結果だろうと思う。

本来、検察審査会の審査は、事務局が要した資料のみを手がかりとして審査員が自分の意見を組み立てるもの。だけど本件は、マスメディアから漏れ聞こえる雑音が余りにも大きすぎた。代表選挙中の報道が審査の公平性を失わせてしまった。

まあそれはそれとして、私がもっとも気になったのはこの一文。

検察審査会によると、2度目の議決を出した審査員11人の内訳は男性5人、女性6人で、平均年齢は30.90歳。

昨年の経験からして、11人からなる検察審査員の顔ぶれを何かにたとえるとすれば、「とある平日の自動車免許センターへ集まった人の中から11人を無作為に抽出」したような面々である*1

そんな無作為抽出において、審査員の平均年齢が30.90歳とな (ちなみに日本人の平均年齢は44.6歳)*2

11人のうち、半分以上が20代。

私の同期審査員では、11人のうち20代(と思しき方)は2人程度だったけどね。

この東京第五検察審査会を招集する地区は、余程どこぞの新興国並みに若者が多いに違いない。

*1:学生や年寄りは審査会の招集を辞退できるので「平日の免許センター」

*2:参考資料:•\4@lŒû‚Ì•½‹Ï”N—î,’†ˆÊ””N—‚æ‚Ñ”N—î\‘¢Žw”:’†ˆÊ„Œv

ルクエの簡単な洗い方

入籍祝いに友人から頂いたのですが、ルクエ、最高です。

ルクエ スチームケース レギュラーサイズ トマト スペイン製 62036

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驚くほど簡単に美味い蒸し鶏が作れます。夜遅くに疲れて帰宅したときに限って「私も今日は疲れてご飯の準備できないから、晩御飯は適当に食べてねー」なんて奥さんに言われても、全く苦になりません(泣・笑)。
ところでこれ、不定形なんで洗いにくいです。特にお肉を調理したときの油汚れは面倒臭く、なかなかヌルヌルが拭えません。
色々と試行錯誤を繰り返して、効率的な洗浄方法を見つけたのでご紹介。

  1. 水で軽く流して、ルクエの内容物を取り除く。
  2. 水150mlにジョイ(濃縮液体洗剤) 2滴を、ルクエに入れる。
  3. 電子レンジで加熱。
  4. いつも通りスポンジで洗浄。熱湯とジョイによって油汚れが浮き出しているので、ヌルヌルがすぐに落ちます。

電子レンジから取り出したルクエ内の熱湯にはご注意を。

熱田まつり奉納花火大会2010

先週の話になりますが、今年もやはり撮りました、6月5日・熱田さんの花火。報告が遅くなりましたが、わたくし、この春に引越しまして、住居がさらに熱田神宮の近くになりました。いや、神宮前という場所はいろいろと便利でしてね。
前の住居は9階という好ロケーションで何の障害もなしに窓から花火が見られたんですけど、新居からは残念なことに花火が見られません。デカい音が響くのみです。ということで、今年はお散歩カメラですよ。

住宅街の夜空を焦がす大輪の花。

たった四輪で夜も眠れず・・・。

ハイビスカスに魅入られるミツバチ、みたいな。

それにしても、年に一度のこの日この時間帯ぐらいは、気を利かしてネオンを消してくれんかね、このラブホテルは(笑)。

検察審査会体験記 補遺

先日ポストした 検察審査会体験記 (1/2) - 独言ノ綴, 検察審査会体験記 (2/2) - 独言ノ綴は多くの方にお読みいただいた様子。漫画家の牧村しのぶさんは、私のこの記事のため? に1エントリを起こしてくださっており、まずは感謝いたします。

しかしながら、私のつたない文章力のせいか、いくつか誤解を与えてしまっている様子なので、上の牧村さんの文章を引用しながら前記事への補遺とします。

選ばれたメンバーは、バラエティに富んでいる、ということですが、リンク先を見ると主婦の方と年輩の男性が比較的多いように思われます(不明の方もいます)

私の記事からこう判断されたのかどうか分かりませんが、この表現は誤解を招きかねません。少なくとも私の記事は、参加者のバックグラウンドの多様さを説明するためにそれぞれの属性を抽出したもので、検察審査員11人(+補助員)全員の構成を説明する物ではありません。

年配の方が多いというのは間違いではありませんが、これは日本の社会構成比を考えるとさほど不思議なことではないと思います。もっとも、検察審査員選出の際に70歳以上の者は辞退を許されるという制度のせいか、私たちのグループでは、最高齢でも60歳前後でした。つまり全員が「現役世代」でした。

配られる資料は、そのままでなく、「シロートにも理解できるようにアレンジされている」という点が気になりました

これは言葉足らずでした。

供述調書をはじめとする各資料の内容が「アレンジされている」のではありません。証拠資料の内容で司法知識のない者にとっては難解な記述について、それを説明する資料(書籍のコピーなど)が別添されているという意味での「アレンジ」です。

しかもその資料ですら、読みやすいものではなく、寝ている審査員もいたということです

アレンジされた資料を使って、説明を受け、しかも資料を読まずに居眠りする審査員がいる審査会議で、人の一生を左右する決定が下され、しかも、それが強制力を持つというのは私にはきわめて危ういことに思えます


どこをどう読まれたのか分かりませんが、まったく「資料を読まずに居眠り」する人はいませんでした。

誰しも昼下がりという時間帯は眠気を覚えるものだとおもいます。とくに普段文章を読むことを生業としない職人の方々にとっては尚更でしょう。与えられた義務を果たすべく、コーヒーを片手に資料を読もうと努力するも、分厚い資料を読み進めるうちに、つい眠気をおぼえウトウトしまった。ただそれだけの話です。

また「資料は読みやすいものではない」について。

うまく形容することが難しいので、例をあげます。用意される資料は様々な書類が含まれます。たとえば同一人物を指すときに「申立人」「被告」「甲」「乙」など、書類によって様々な表現が使い分けられています。一つ一つの文章としては素人が読むにしてもさほど難しくないけど、これらの指示代名詞を解決しながら読む必要があるのですんなりとは読めない、つまり「読みにくい」のです。

牧村さんが期待するような、検察審査事務局が意図的に難解な資料を用意しているなんてことはないです。

ついでなので検察審査会事務局について。検察審査に必要な資料の準備は、検察ではなくこの検察審査会事務局が行います。また検察審査会議にアテンドし、審査員の質問に対して丁寧に回答いただけます。あとこれは私の主観となりますが、回答に際して、会議を誘導して議決を操作しないよう、中立に気を留めて話をされている風でした。