デスクトップオーディオのスピーカを切り替えて使用する

YAMAHA TSX-70 (→過去のレビュー記事) を使い始めて1年経ちました。音の鳴りがよく重宝しています。これの後継(→ヤマハ TSXシリーズ デスクトップオーディオシステム iPhone/iPod対応 アイボリー TSX-80(C))も発売されたそうですが、わたしは前のデザインのほうが好みです。

ところでこのオーディオはDock端子のほかに外部入力(Audioミニプラグ)を持っていて、PCの音声出力をつなぐとこれで音声をこれで鳴らすこともできます。ディスプレイ付属の貧弱スピーカとは比較にならないほどリッチな音を鳴らすことができます。

でも、これをPC専用スピーカとして使いたくない。ラジオを聞きながらPCの作業をしたいこともあるわけだし。できれば

  • PCの警告音や効果音だけで十分なときは、ディスプレイのスピーカを使う
  • DVDを観るときやiTunesで音楽を聞くときは、オーディオ(TSX-70)のスピーカを使う

みたいにユースケースに応じてスピーカを切り替えられればと思うわけです。

いちいちオーディオプラグの抜き差しをしたくない。電器店のオーディオコーナーのように、スイッチひとつでスピーカを切り替えられるような仕組みを作れんだろうか。

大手eコマースサイトで「スピーカ 切替」などのワード検索してみると、それらしき道具が見つかりますが。

[rakuten:nisin:10001534:detail]

こんなもん、買えるかい。1.5万のオーディオと1.6万のディスプレイを切り替えるのにこんな高価なセレクタはありえない。

ただ配線を切り替えたいだけなのに、もっと簡素な道具はないのか。

オーディオセレクタでスピーカを切り替える、というアイデア

オーディオセレクタ、というのを見つけた。

SONY オーディオセレクター SB-A40

SONY オーディオセレクター SB-A40

これは、「一つのスピーカに複数のオーディオ再生機器を切り替え」て接続するためのものらしい。わたしが所望している機能とは入出力の関係が逆だけど、もしかしてこれの入出力端子を逆に接続すれば、「一つのオーディオ再生機器(=PC)に複数のスピーカを切り替え」て利用することもできるんじゃないかと考え、買ってみた。

結果。

大正解。

望んでいた環境がほんの3000円程度で整いました。